japanese


第01回
第02回
第03回
第04回
第05回
第06回
第07回
第08回
「手ぐすねを引く」
「理(わり)ない仲」
「逢い引き」
「縁(よすが)」
「顔に紅葉を散らす」
「足が出る」
「野暮」
「連れ合い」
KILLER 小学館辞典編集部編「美しい日本語の辞典」
その中の架空の人物「JITEN」さんと話をすすめたいと思います。
「連れ合い」から始めたいと思います
JITEN 配偶者。
KILLER 嫁とか、あいつとか、旦那とか、夫、妻など嫌な言い方はいっぱいある。
「連れ合い」はいいなあ。
いまならパートナーといった方がいいかもしれない。
JITEN 多く、夫婦が第三者に対して自分の配偶者を言う場合に用いられる。
もとは、つれあうこと、連れになること、伴うことなどの意であり、
そこから、夫婦になることの意に転じ、
さらには夫や妻をさすようになった。
KILLER 虞美人草の中にーーー
JITEN

そうそう、夏目漱石の虞美人草に
「草葉の陰で配偶(つれあい)に
 会わす顔がございません」
というのがあります。

KILLER いいですねえ。じゃあ次は
「つれない」
JITEN 人の心をくもうともせず、ひややかである。
KILLER 「つれないそぶりしたけれど〜」って歌詞があった。
JITEN 何があっても、表面に出さず、影響を受けないさまをいう。
KILLER 告白などして
つれないそぶりをされたんじゃあ立つ瀬もない。
JITEN

「つれない」は、無情、退屈、鈍感の意や、
思う通りにならないことの意などに用いられる。
語源については
何事があっても知らん顔をするしている様をいうことから
「つら(面)」と関連づけるか?
影響を受けないということを考えれば
「つれ(連)」とも考えられる。

KILLER

「山っ気」というのは自分にもあるのですが。

JITEN 万一の幸運を狙って、思い切って物事をしようとする心。
KILLER 万一の幸運?宝くじもそうですね。
JITEN そうですね。
鉱山の採掘事業を行う山師のような気質の意味です。
投機や冒険を好む気質をいいます。
「やまけ」「やまき」「やまごころ」ともいいます
KILLER 奥の細道に
「あかあかと日は難面(つれなく)もあきの風」
というのがあります。次は
「体(てい)たらく」
JITEN

有様。様子。状態。
「てい」とは「体裁」の「てい」と同源で
そとから見た様子をいう言葉。

KILLER 体たらくというと、あまりよくない有様や
その様子を軽蔑したり悪く行ったりするときに用いませんか?
JITEN

そうですね
むかしは特別な価値判断を伴わず
そのような様子であることを言ったのですが
近世以後、そのように使いますね

KILLER 「その体たらくじゃあどうしょうも無い」ってか
「掌(てのひら)を返す」
JITEN 人に接する態度を急に変える。
KILLER 近頃臆面もなく掌を返す輩が多くなった
JITEN 古くは「手の裏を返す」といい
瞬く間にすっかり様子が変わる様や
ほんの短い間である様をも表したんです
KILLER 情けない程人は弱い
弱いからこそ情を大切にしたい
掌を返す前に「じっと手を見直さなきゃあ」ねえ
  →「美しい日本語」は、「美しい日本語の辞典」を参考に
 KILLERが勝手に構成しています。
→ご感想は>>>こちらのE-mailからお願いします。